悩む時間は無駄である-悩みを抱えない思考法
人間誰しも、なにか悩むことってありますよね。
人によっては、悩むということは「最適解を得るための大事な時間」と考えているかもしれません。
もちろんそれも一理あります。
しかし、悩むという時間は、精神に結構な負荷をかけます。
その内容がネガティブなものであれば尚更です。
もちろん、悩むことが必要である場合もあると思いますが、ほとんどの悩みというのは必要なものではなく、いたずらに精神に負荷をかけ、時間を無駄にしているだけという場合が多いそうです。
人生は有限です。
だったらなるべく有意義な時間を過ごしたいですよね?
今回は、そんな無駄な悩みをなるべく抱えず過ごすための方法について考えていきましょう。
選択肢が限られた悩みはかなり無駄
実は選択肢が限られている物事について悩むことに関しては、結構無駄だったりします。
どういうことかというと、例えば二択で悩んでいるということは、そのどちらも自分はある程度納得していて、その上でどちらにするかの最後の決め手がないといったところでしょう。
その場合、結構どっちでも大丈夫だったりします。
なので、悩むという時間が一番無駄なのです。
そういうときは、コイントス等で決めてしまうというのが一番いいと思います。
自分でなんとなくで決めてしまうと、「あぁ、やっぱあっちの方が良かったかも」という風に考えてしまうことが多くなります。
人は自分の意思が介在することのない方法に委ねる方がそういった蟠りを残さずに決断できると聞いたことがあります。
選択式の問題などでどうしても答えが分からない時に、自分でなんとなく選ぶより、鉛筆を転がしたり、神様の言うとおり等の方法で選ぶと、後々前の問題が気になりづらくなるという経験をしたことはありませんか?
いくら無神論者を気取った人間でも、まったくもって偶然の要素を信用しないという人間はなかなかいないと思います。
何かに委ねるという行為は人間を責任感から解放します。
たとえそれが鉛筆やコインだとしても、なぜか楽な気持ちになってしまうのが人間です。
選択肢が限られている場合、悩んだからといって良い選択ができるわけではありません。
「悩む時間」という無駄を省くには、偶然に委ねるのも一つの手です。
なるべくポジティブな方を選ぶ
次に紹介するのは、なるべくポジティブな選択をする。ということです。
たとえば、何かをやるやらないという二択で迷っているなら、やる方を選ぶということです。
もしやらない方を選択してしまった場合、「やっておけば良かった」というもやもやがいつまでも渦巻き、精神衛生上良くないです。
やるやらないで迷っているということは、「やることが可能」ということですよね。
ならやってみましょう。
もし、たとえば金銭的、時間的問題があるのなら、とりあえずその障害を除く方向で行動してみましょう。
金銭的問題なら少しづつでいいから貯金してみるとか、時間がないなら無理やりでもねじ込んでとりあえずやってみるとかです。
そうすると、それが本当にやりたいことなのであれば、その障害を取り除くための行動。いわば下準備でさえ少し楽しいはずです。
やってみて無理ならキレイさっぱり諦めてしまって構いません。
それが自分に合わないということが分かっただけでもいい勉強です。
そしたらまた次のことを始めればいいのです。
ウジウジ悩んでいるよりもよっぽど有意義です。
人がなかなか新しいことを始められないワケ
実は人が何か新しいこと始めるにあたって大きな障害になっているのは、人間の現状維持が心地よいと思ってしまう心理的特長だそうです。
人はある程度現状を心地よいと思ってしまう傾向があるらしく、それが新しく何かを始めようと思った時に邪魔をするらしいのです。
つまり、なにかをやるやらない問題のやらない理由って実はスカスカだったりします。
このことを自覚すると新しいことを始めることへの抵抗というのは薄くなるのではないでしょうか。
まとめ
とにかく何かを悩んでいる時間というのは無駄である事が多いです。
これらのことを意識すれば、その無駄を少しは無くすことができるのではないでしょうか?
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。